信濃毎日新聞 が、白ブリーフについての記事を立て続けに2本も掲載してくれました。
しかも、グンゼや富士紡への取材も丁寧に行われ、執筆した記者さんも30年以上ぶりに白ブリーフを穿くようになったり等、とても素敵な記事です。白ブリーフを心から愛し、幼少の頃から一度も浮気することなくひとすじに穿き続けている男として、本当に嬉しいです。
とても貴重な資料でもあり、内容を紹介させてもらおうと思います。
1.僕たちが“白ブリーフ”をはかなくなった理由 生産量はピークの4分の1(2023年6月11日付)
信濃毎日新聞デジタル ヤフーニュース ◇ 白ブリーフは少年の象徴だった
白ブリーフ。それは少年時代の記憶と共にある。44歳の記者が小 学 生の時は「パンツは白ブリーフ」が当たり前。「白ブリーフ以外は何だか気持ち悪い」とさえ思っていた。しかし、中 学 生になると突如として「白ブリーフはダサい」と感じ始め、トランクスをはきだした。周囲の友達もみんな同じだった。僕たちは思春期を経て青年になるとともに、白ブリーフを卒業したのだ。
このような経験から「少年は白ブリーフをはく」というイメージが強い。テレビの中のカツオ君やのび太君も白ブリーフをはいている印象がある。しかし、小学5年生の息子(10)が自宅で着替えている姿を見て、ふと気付いた。「息子の白ブリーフ姿を見たことがない」。私の記憶では、息子は色や柄が付いたボクサーブリーフをずっとはいている。「我が家だけの事情だろうか…」。近所にある大手の子ども衣料品店やファストファッション店を見て回ったが、男児用下着売り場に白ブリーフはない。衝撃を受けた。白ブリーフはすでに少年の象徴ではないのだ。
そもそも、私たちの世代が少年期に白ブリーフをはいたのはなぜか? 成長するにつれて白ブリーフを「ダサい」と感じてしまった理由は? 今も白ブリーフの需要はあるのか? こうした疑問が次々と湧いてきた。そこで、この疑問を大手下着メーカーのグンゼ(大阪市)にぶつけてみた。
◇ 白ブリーフは時代の最先端だった
ブリーフは1935年にアメリカで開発された。日本で普及し始めたのは1950年代。当時の日本人の男性用下着はラクダ色の猿股が主流だったが、若者たちは舶来のブリーフに飛びついた。
その白さは斬新でオシャレな色であり、これまでの下着にはない
身体の動きに沿ったはき心地も支持された。こうして、白ブリーフは爆発的に流行し、60~70年代の日本で主流になった。白ブリーフをはく親たちは、我が子にも白ブリーフを買い与えた。しかし、80年代後半になると、派手な柄のトランクスが若者たちの支持を集めていく。
◇ 白ブリーフは親世代の象徴?
取材に答えてくれたグンゼ商品企画部グループ長の武安秀俊さん(49)は、まさに80年代後半に中高生だった。武安さんは「中学に入ってから白ブリーフからトランクスになった。白ブリーフが恥ずかしくなった」と当時を振り返る。記者(44)の経験と一致する。
当時の若者たちが突如として「白ブリーフは恥ずかしい」と感じ、トランクスをはきだした理由は何なのか。武安さんは「親がはいていたことが、一つの要因ではないか」と推察する。「親と同じ下着は嫌。僕は違う物がいい」と若者が思い始めていたところに、プリント技術の進歩でカラフルなトランクスが出回り始めた。いつの時代も何かと親世代に反発したい若者たちは、目新しいトランクスを「僕たちの下着」として支持したのだ。武安さんは
「下着のスタイルが変わっていくのは20~30年。これは親子の世代の間隔と同じ」と話す。普及から30年が経った白ブリーフは、若者にとって最先端ではなく、親世代の古いファッションになっていた。
◇ トランクスからボクサーブリーフへ
90年代、若者たちの関心はトランクスからボクサーブリーフへ移る。1994年ごろに「カルバン・クライン」のロゴをゴムバンドにあしらったボクサーブリーフが「見せパン」ブームとともに大流行。ただし、この頃に長野県の田舎で高校生だった記者の記憶では、見せパンは相当なオシャレさんか、ちょっとヤンチャな人がやるファッションで、ボクサーブリーフは一般的ではなかった。
ボクサーブリーフが一般的に普及したのは、グンゼが1998年に「ボディワイルド」を発売してからだと記憶している。当時、大学生だった記者は篠原涼子さんを起用したCMに衝撃を受けてボディワイルドを買い、人生で始めてボクサーブリーフをはいた。肌を適度に締め付ける感覚に体が「ああ、これだ!」と叫んだ。なぜならば、
締め付け感がないトランクスは「スースーして落ち着かない」とずっと感じていたからだ。トランクスをはきながらも本音では
「白ブリーフの方がはき心地がいい。でも、はいたら恥ずかしい」と考えていた。だが、ボクサーブリーフは「オシャレな下着」として安心してはけた。それ以来、私はボクサーブリーフだけをはくようになった。
◇ 今も確かにある白ブリーフ需要
グンゼによると現在、男性の45%がボクサーブリーフをはいている。トランクス派が25%、
ブリーフ派が15% と続く。生産されるブリーフの
4~5割は白色。その白ブリーフの主な購入層は70歳以上の男性という。若い頃からはき続けている下着のタイプを、年齢を重ねてもそのままはく人が多いことが分かる。
また、男児用の白ブリーフの需要も残っている。白ブリーフは綿100%のため、化学繊維を子どもに着させたくない人に人気がある。そして、「子どもは白ブリーフ」のイメージが強い祖父母が買い与える例もあるという。
しかし、白ブリーフの生産は減少傾向であることも確かだ。グンゼの武安さんによると、現在の生産量はピークだった60~70年代の4分の1に減った。武安さんは
「白ブリーフを好む人がいる限りは、商品として生産し続ける。しかし、20年、30年と経ち、白ブリーフをはく人が減っていくと、作りたくても作れない」と話す。白ブリーフをはく文化は、このままなくなってしまうのだろうか。
◇ 32年ぶりに白ブリーフをはいてみた
白ブリーフについて取材を進めるうちに、白ブリーフをはきたくなった。いや、はかなければ記事を書く資格がないと思った。そこで、大手衣料品店のいかにもシニア向けといった感じの売り場で白ブリーフを手に取り、レジへ。店員さんに代金を払う時、無性に恥ずかしくて顔が赤らんでしまった。中 学 生の頃から続いている「白ブリーフはダサい」という感覚が表に出た瞬間だった。
翌日の朝、白ブリーフを袋から出して床に置いた。中学1年以来、32年ぶりに手にする白ブリーフ。「かっこ悪い」と思った。でも、はいた。そして、衝撃を受けた。
ボクサーブリーフ特有の太ももに布が張り付く感覚がなくなり、股関節が解放感に満たされた。「この感覚は…体が覚えている!」。ちょっと興奮しながら鏡を見ると、おっさんの白ブリーフ姿は意外と悪くなく、年相応に似合っていた。
その日は白ブリーフをはいて会社に行った。
ボクサーブリーフとは違った快適さに慣れるうちに、「白ブリーフは恥ずかしい」という感覚はなくなった。本当になくなった。なんなら、道行く人や会社の同僚に「今、白ブリーフはいてるんだ」と自慢したくなった。自重したが、後輩男性の1人には自慢した。
大学時代から、私が持っている下着はボクサーブリーフだけだ。しかし、これからは夏はブリーフ、冬はボクサーブリーフと季節に応じてはき替えることを検討しようと思う。そうだ、湿度が高いムシムシした日はトランクスがピッタリかもしれない。せっかくさまざまなタイプの下着があるのだから、はいてみないと損だ。
そう思って、ボクサーブリーフしかはいたことがない息子(10)に「ねえ、白い下着はいてみない?」と誘ってみた。だが、「えっ? はかないよ」と即答された。そうか…。まあ、君が中 学 生になって「親と同じボクサーブリーフなんて嫌だ」って思うまで待つよ。
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Nikkoh の所感など。
〇 グンゼによるとブリーフ派は 15% だそう。トランクス派も25%でだいぶ減っていますね。記事にもあるように、70代以上のおじいちゃんたちに白ブリーフを穿いている人が多い印象。60代以下に絞るとどんな割合になるだろう。年代別のデータが気になるところですね。
〇 男児用の白ブリーフも需要が残っているとのことで、とりあえず一安心。体格が華奢な成人男性にとっても必要な製品だったりします。(紳士用だとSサイズ必須なのだけれど、グンゼYGのようにSサイズを廃盤化する流れが進んでおり、穿けるブリーフが無くなっていく……)
〇 ブリーフの生産量は、全盛期だった60~70年代の4分の1に減っているそう。全生産量の4~5割が白色。単純にブリーフ派15%にこの比率を当てはめると、"白ブリーフ派" は 6%~7.5% 程度ということになりますね。
〇 武安さんがおっしゃっている通り、白ブリーフを穿く人がほとんどいなくなってしまえば、製品として完全消滅してしまう危機も考えなければならないでしょう。僕のブログを読んでくださっている人には、熱烈な白ブリーフ愛用者も多いだろうと思います。ぜひ、白ブリーフを定期的に購入して、需要があることをアピールしていきましょう。各メーカーへお便り(ファンレター)を出すのも一考かもしれません。熱い思いを伝えましょう。
〇 かつて、流行に流され(あるいは同調圧力におされ)、「ダサい」とか「カッコ悪い」などと白ブリーフを棄ててトランクス転向した人がきわめて多かった。ただ、実はトランクスの落ち着かない穿き心地が嫌いで、白ブリーフの方が良いと思っていた人も少なくなかったはずでしょう。ブリーフとトランクスは、対極にあると言っても過言ではないくらいに特徴が正反対の下着だから当然のことです。下着の自己決定権が奪われていたのは、きわめて不健全だったと思います。
〇 中1のとき以来、32年ぶりに白ブリーフを穿いてみた記者さんの感想が本当に嬉しい。かつて全社会的に繰り広げられたネガティブ・キャンペーンにより、白ブリーフに紐づいた負のイメージはきわめて根強くあります。ただ、それを振り切って一度穿いてみてもらえれば、良さに気づいてくれる人も相応に多いはずだと私は確信しています。最初の一歩のハードルが高いのが………。僕のように白ブリーフオンリーでなくてもいいのです。使い分けて穿く下着の1つのラインナップとして、白ブリーフを選んでくれる人が、もう少し多く居ても良いのになと思います。
ヤフーニュースの当該記事についたコメントを一部ご紹介
〇 自分はブリーフ派です。店頭ではボクサーが溢れていて種類があるけど、ブリーフは種類が少ないのが残念です。ブリーフは本当に穿き心地は良いですよ。白は汚れるけど、その分、清潔に気を付けてます。
〇 同じく白のブリーフ派です。30代です。ずっと穿いています。 ほどよいフィット感とホールド感があり、足さばきが良く機能性に優れ、シンプルな真っ白で清潔感があって、私にとっては完璧なパンツです。 白ブリーフは今ではすっかり珍しいパンツになってしまい、かつてあったような苛烈な迫害は薄れた印象ですが、「穿いてる人いるの?」というような扱いになっていると感じます。 ただ、20代の若い男性の中にも根強い愛用者は存在しているようですし、10代の男子でも中には穿いている子が居るようです。 細々とでもいいから、ずっと生産され続けて欲しいと願いたいですね。
〇 20代隠れ?ブリーフ派です。小 学 生までは全員白ブリーフでしたが、中学以降はからかわれる感じがあったため、みんなトランクスに移行していきました。しかし、私はトランクスの履き心地が嫌で体育がない日や休日はブリーフでした。色々なパンツを試しましたが、やはりブリーフに勝る履き心地のものはありません。今もなんとなく恥ずかしくて人目を気にしながらブリーフを履いています。幼いときは誰もが履くブリーフ、履き心地だけでアンケートとったらブリーフ選ぶ人が案外多いのでは?
〇 自分も白のブリーフ。 46歳、バリバリ仕事三昧、下着も機能的なものがいい。 昔は普通そのものだった白ブリーフも、今では希少で、脱いだら人前でも目立てる下着になった。 汚れが気になるという人がいるが、決して汚さないのが白ブリーフを履く上での条件だと思って、トイレでも気を使う。 汚さなければ、一番清潔感を感じる下着。
〇 ブリーフはいてます。 ももの締め付けもなくボクサーよりも絶対良いです。周りがボクサーだからと一択しかない感じですかね。 とにかく芸人がブリーフはいて裸になりすぎ! 各メーカーはイメージダウンで改善要求したら良いと思います。
〇 日本人の同調圧力が原因ですね。 中学だと、ブリーフイジメは強烈でした。それがなければ今でもブリーフ派は多いと思います。
⇒ ズボンを脱がせ女子の前で白ブリーフ晒されいめじられた人いるはずだが。自分の中学はヤンキーも中学入学直後の1995年でもブリーフだったのでそこまで酷くなかった。荒れた中学だとブリーフまで脱がされてしまう酷いいじめも。
⇒ 90年代〜00年代には、苛烈な迫害があちらこちらで繰り広げられ、それはもう凄惨だったようです。 地域差や学校差が大きかったとは思いますが。 (管理教育の厳しい学校では、柄物のトランクスを禁じていたところもありましたし) なぜあんなにも迫害が横行したのか。理解に苦しみます。全社会的なネガティブキャンペーンでしたよね。NHKの中 学 生日記も、2004年にこの問題をテーマとして取り上げたドラマを放送しましたね。 かつて、白ブリーフを穿いているクラスメイトを誂ったりいじめたりした人は、(覆水盆に返らずではありますが)心から反省してほしいです。
〇 トランクスも初めて履いた時はスカスカな感じで、 ナニのポジションが決まらず違和感半端無かった思い出。
〇 フィット感を求めるタイプにとっては、トランクスはまったくダメですね。ブリーフとトランクスの二択状態かつブリーフに対する迫害が苛烈だった時代には、嫌々ながらトランクスを穿いていた男性も少なくないはずです。 ボクサーパンツはフィットするけれど、太ももまわりの生地が鬱陶しい感じがあり、足さばきが悪いのが難点ですね。
〇 まぁ、丈の短いショートパンツが絶滅してハーフパンツが定番になってからかね。
⇒ 股下数センチの短パンだと、ブリーフ必須になりますよね。男子の体操服として白短パンが指定されていた中学校で、トランクスの着用を禁止していたところ(したがって必然的に男子全員が白ブリーフを着用となる)も、2005年くらいまではありました。
〇 小 学 生の子達は意外とブリーフも見かける(白じゃなくてカラフルなもの)。ひと昔よりは増えてきてる。 反対にトランクス穿いてる子供は、今やほとんど見ない。
〇 白いブリーフがやっぱり一番履きやすくて、具合がいいです
2.白ブリーフ復権の鍵は「シーンごとに下着を選ぶ」ライフスタイル おっさんになって再びはき始めた“同志”が提案(2023年7月6日付)
信濃毎日新聞デジタル ヤフーニュース
「おっさん」と呼ばれる年齢になった大半の男性にとって、白ブリーフは少年期の共通の思い出ではないだろうか。物心つく頃から白ブリーフをはいていたが、成長するにつれて「恥ずかしい」と感じてトランクスにはき替える…。44歳の記者も同じ経験をした。しかし、先日に白ブリーフを取材した際、中学以来32年ぶりに白ブリーフをはく機会があり、股関節が解放されるような「素晴らしいはき心地」に感動。その思いを記事にした。以来、私は週2~3回は白ブリーフをはいている。そんな記者にある日、「私も5年前から再びはいています!」と熱いメールが届く。赤と白のロゴでおなじみの下着ブランド「B.V.D.」を展開する「富士紡ホールディングス」(東京)の社員からだった。思わぬ“白ブリーフ同志”を得た私は「ブリーフ復権」の鍵を探るべく取材を申し込んだ。
同志は富士紡ホールディングス広告宣伝部の竹下高志さん(54)。竹下さんは中学1年で白ブリーフからトランクスにはき替え、その後は主にボクサーブリーフをはいていた。しかし、5年ほど前に転機が訪れる。地元奈良県のスーパー銭湯で開かれた仲間3人との忘年会。脱衣場で仲間の1人が
「真っ白なブリーフをはいて新しい年を迎えようや!」と新品の白ブリーフを取り出し、竹下さんらに配った。わずかな羞恥心とともに37年ぶりに白ブリーフをはくと、記憶から消え去っていたはき心地が一瞬でよみがえった。
「きつくなく、くるんでくれるような優しい圧迫感。そけい部も圧迫せず、動きやすい!」(竹下さん)。それ以来、週3回は白ブリーフをはく生活を続けているという。
◇ ブリーフ派の声を紹介
白に限らずブリーフを愛好する男性は他にもいる。6月11日に「Yahoo!ニュース」へ配信した記事「僕たちが“白ブリーフ”をはかなくなった理由 生産量はピークの4分の1」には、読者からブリーフを評価するコメントも寄せられた。以下、同志の声を紹介したい。
・「自分はブリーフ派です。ブリーフは本当にはき心地は良いですよ」
・「白のブリーフ派です。30代です。ずっとはいています」
・「20代隠れ?ブリーフ派です。ブリーフに勝るはき心地のものはありません」
・「自分も白のブリーフ。46歳、バリバリ仕事三昧、下着も機能的なものがいい」
◇ ブリーフは少数派
もちろん、否定的なコメントもあった。白に限らずブリーフをはく人は少数派なのだ。下着メーカー「グンゼ」(大阪市)によると、現在は男性の45%がボクサーブリーフをはき、トランクス派は25%、ブリーフ派は15%。ブリーフ派の大半がシニア層だという。しかし、
ボクサーブリーフより締め付け感がなく、トランクスほどユルユルしていないブリーフのはき心地を、「少年時代に恥ずかしかった」という理由で選択肢から外すのはもったいない。富士紡ホールディングスの竹下さんは「はくきっかけさえあれば復権は十分にあり得る」と話す。
◇ さまざまな種類の下着を持つ利点
そのきっかけとして富士紡ホールディングスが勧めているのは、
生活のシーンに応じた下着の種類の選択だ。例えば、細身のスキニータイプのズボンをはくときは、太ももに下着のラインが見えないようにブリーフを選ぶ。また、風呂やスポーツの後などスッキリしたいときはトランクス。重要な仕事がある日は、ピッタリとしたボクサーブリーフで身を引き締める…。数種類の下着を所持し、ファッションや気分、季節や天候に応じてはき分けるライフスタイルの提案だ。竹下さんは「ほぼ全ての人類がパンツをはいています。パンツにこだわっていきましょう!」と呼びかけている。記者も基本は白ブリーフ、暑い日はトランクス、動き回る日はボクサーブリーフとはく種類を選ぶようになってから、生活の快適さが上がった気がしている。願わくは、あなたが新たに購入するパンツの1つに白ブリーフがありますように。(半田茂久)
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Nikkoh の所感など。
〇 記者の半田さんが白ブリーフを基本の下着として穿き続けてくれているのはとても嬉しい。そして、富士紡の社員さんからのメールが届いたというのも素敵なこと。
〇 富士紡の竹下さんは、中学1年生だった1982年頃に白ブリーフから柄物のトランクスへ転向したようです。だいぶ早い印象ですね。80年代前半の中 学 生は白ブリーフが圧倒的というイメージがありましたけれど……。地域差や学校差がやはり大きそうですね。
〇 竹下さんのご友人、「真っ白なブリーフをはいて新しい年を」だなんて実に素晴らしいですね!(笑) そして、こういうきっかけがあって穿いてみると、やはり白ブリーフの良さを再発見してもらえたりするようなんですね。
〇 白ブリーフは、かつては圧倒的な人気を誇った男のパンツの王道です。一度試してみてもらえれば………そう願いたいものですね。流行に流されるのではなく、主体的にしっくりくるものを選ぶのが一番です。そして、他者の主体的選択を周囲は尊重できたら良いですね。臆せず白ブリーフを穿ける社会であって欲しいです。
ヤフーニュースの当該記事についたコメントを一部ご紹介
〇 新聞配達を生業にしているアラフォーです。新聞配達員になるまでは会社勤めでボクサーパンツを穿いていました。しかし新聞配達をするようになってから、布地が太ももにこすられて痛みが生じるようになりました。それでブリーフを穿くようになりましたが、太ももへの締め付けが無くなり、足さばきも良く快適に配達できるようになりました。 最初はカラーブリーフを穿いていましたが、気に入っていたのに廃番になって製造されなくなるということもありました。しかし白ブリーフは廃番になりにくいので、気に入ったものを長く穿けるというメリットに気が付いて、今は白ブリーフを愛用しています。 それに白ブリーフはカラーブリーフよりも安価なので、少し汚れたりよれたりしたら気兼ねなく交換できるというメリットもありました。 理由があって白ブリーフを選ぶ人もいるので、白ブリーフに対してネガキャンしないでほしいというのが個人的な願いです。
〇 自分も白ブリーフ一筋です。50歳色々試しましたが、どれも一瞬で処分し白いブリーフ好きです。みんな白いブリーフ派汚いってイメージあると思いますが、色付きのボクサーパンツの方が汚いです。白は汚れないように気を使いますし、汚れたらすぐ変えますので、いつも清潔を保てる気がします。掃除好きやきれい好きな方には白ブリーフお勧めです。とにかく清潔感があふれています。
〇 生粋の白ブリーフ派です。3度目の年男を迎えましたが、これまでパンツは《白のブリーフひとすじ》で生きてきました。 白ブリーフはシンプルで清潔感があり機能性の高い下着です。かつてはかなり多くの人に愛用された王道でしたが、斜陽となって久しいですね。 かつてのトランクス全盛時代、全社会的に苛烈なネガティブキャンペーンとバッシングが横行しました。誂いやイジメの標的にされて嫌な思いをすることを恐れ、白ブリーフを穿きたくても穿けなかった人がたくさん居たはずで、とても残念です。(なぜあんなにも虐げられなければならなかったか、理解に苦しみます) 覆水盆に返らずで、もはや白ブリーフに紐づいてしまった負のイメージは消えないかもしれません。それでも、一定数の人に愛用され続けて欲しい。できれば、もう少し増えて欲しい。そう願います。王道として、かつて絶大な人気を誇っただけの良さはあるのですから。
〇 僕は50代で生まれた時から、白いブリーフを履いているおっさんです。昭和時代の暑い夏の時期おじさん達は、家の中や庭先でも白いブリーフ一丁で過ごしていらっしゃった方が多かったです。僕も大人になって感じた事ですが、暑い夏の白いブリーフ一丁で涼んで過ごすのは、とても気持ちがいいです。ブリーフ下半身が固定されているから、とても具合がいいです。三角形状の形が好きです。それとパンツは、やっぱり白に限ります。個人的に一番好きな白いブリーフは、グンゼ快適工房の白い天引きブリーフです。
〇 前回もコメントさせて頂いたのですが、筆者の方が、引き続きブリーフを穿かれていることにとても嬉しく感じます!ブリーフ派の自分としては、同士が増えていくのは心強いです。私は主にセミビキニブリーフを穿いてますが、動きやすくて毎日快適ですよ。普段からブリーフを穿いて欲しいですが、シーンごとに穿き分けるのもアリかなと思います。とりあえず、ブリーフが衰退しないよう、同士の方は穿き続けていきましょうね。
〇 20代~30代前半はカラーブリーフでしたが、会社の同期がはいていた白ブリーフが目につき、30代半ばから再び白ブリーフに回帰しました! 今は仕事でもプライベートも気兼ねなく白ブリーフ一筋の41歳です。
〇 一人暮らしを初めてから白ブリーフを穿き始めました。穿いた時のフィット感と背徳感が堪らないです。
〇 ブリーフが1番穿きやすくて動きやすいと思う
〇 白は流石にダサいけど、思い出したのは中学校の時1人だけ灰色のブリーフ履いてる奴がいて、正直カッコいいと思ったなぁ。 思春期にあって男らしいというか、自分を貫いて堂々としてるなと。 買ってみようかな。
〇 ボクサーは太ももの部分が捲れ上がってくるのが不快。トランクスは苦手。だからブリーフを履いてるけどさすがに白とへそまであるようなタイプは穿かない。自分は20代だけど学生時代はブリーフ派は生きにくかった!特に部活と体育の時は!
〇 はっきり言って、履き心地は最高なんだよ。 スポーツする人にも、ビキニやジョグ履かなくてもトランクスよりボクサーより、ブリーフの方が良い。 ただデザイン何だよなぁ。 もう少しカットをビキニ(ローライズ)よりして 白じゃなくて、柄とか派手な色目とかあったら、買いやすい履きやすいんだけどなぁ〜 あと、ブランド力も必要かな。 〇〇のブリーフならオシャレってイメージが、いくつかのブランドだけでいいから、定着したら、ブリーフの立場も変わるだろうな。 大昔はトランクスより白ブリーフがオシャレな時代もあったんだよ。 戦後直後は、猿股とかデカパンしかなくて、親のその姿みて、白ブリーフがオシャレであった。 今度は白ブリーフ世代が大人になって、白ブリーフは嫌とトランクスが流行して 混沌期には白ブリーフから柄パンと言われた。 そして長らく君臨するボクサー。でも、その締付けと温度は実は睾丸に悪いんだよな。