海王社から出ている GUSHpeche (ガッシュペシェ) という BLコミック集のシリーズ。
その VOL.47 が、白ブリーフ の特集と言うことで、僕も購入して読みました。
GUSHpeche 47 特集 白ブリーフ (海王社のサイト)ページ数は250ほどで、8作品が掲載されています。
1.ギリでも兄弟 (天城れの) 「義理でギリギリな兄弟のラブ&エロス!」
(再婚夫婦の連れ子どうしのお話)
2.天使のパンツはいいパンツ (大月クルミ)「再会したアイツのパンツは衝撃で……!!?」
(看護師になった親友と、偶然再会する話)
3.君のお気に入りが気に入らない! (川嶋すず)誰がなんと言おうと白ブリーフ最高!!
(ルームシェアしている学生のお話)
4.男やもめは甘くて苦い (緑々)マジメで憧れの係長が、双子の新米パパだった――!!??
(男手一つで双子を育てる上司の家でお泊まりするお話)
5.犬も食わぬ (袴田なつき)ラブラブなカップルにパンツ問題勃発!?
6.優しくされたい (麻生くま)普通のHじゃイケない大家さんを愛する方法
7.白くて危ういオトナの階段 (藤峰式)カラダは大人、パンツは白ブリ。
8.秘密のメタモルフォシス (福嶋ユッカ)大学の同級生でイケメンの秋月と平凡男子の青山。接点のなかった2人だが、秋山の秘密を知ってしまい――!?
ご覧の通り、いろいろな作品が掲載されているわけですが、どれも 白ブリーフ を主題としているという共通点を持っています。
これだけずらりと並ぶと、フェチにとってはたまりませんね。
(これこそが、 GUSHpeche シリーズの意図するところなのでしょう)
以前、
拓ヒラクさんの『ブリーフ男子』のレビュー のときにも書いたのですが、僕は基本的にセックスには興味が無くて、セックスの描写は苦手です。
そのため、この本の場合でも、セックスのシーンはさらっと流すような感じで読むだけになります。
ではどこを楽しんでいるのかと言えば、それ以外の場面であり、そこで描かれていない部分も含めて勝手に膨らませていく妄想(笑)ですね。
もちろん、白ブリーフが描かれているコマは、存分に見つめます。それは、言うまでもありません。
収録8作品の中で、あえて一番好きな作品を挙げるとしたならば、
『3.君のお気に入りが気に入らない! 』を選ぶことになりそうです。
周りが何と言おうと、白ブリーフにこだわり、白ブリーフを穿き続ける。
僕自身がまさにそうなのですが、ブリーフ派の中には、とことん白ブリーフにこだわって、根強く愛好し続けている方も多くいらっしゃいます。
「誰がなんと言おうと白ブリーフ最高!!」 という台詞は、僕らの思いを代弁したものともいえるでしょう。
そんな、白ブリーフを心から愛する男子を描いてくれた本作を、選びたいです。
興味を持たれた方は、ぜひ、手に取ってみてください。
(電子書籍版もあるようです)
BL作品にも白ブリーフを主題にしたものがあるのですね。
単なる食わず嫌いだったのかもしれませんが、BL作品というのは、いままで、ほとんど関心がなかったジャンルでしたので、興味深く記事を読ませていただきました。