“Brief” という写真集が手元にあります。

タイトルの通り(?)、白ブリーフ1枚姿の成人男性の写真ばかりを集めた写真集です。
世の中的には、「誰得っ!?」となるのでしょうけれど、僕やそのお仲間さんたちにとっては、実に素敵な写真集と言えるのかもしれませんね〜。
この写真集、別にポルノとかそういった類のモノでは全く無くて、本来はたいへん高尚な《 芸術 》なんですよ。
まあごく一部に不純な動機で入手する悪い子がいますけれどね。この記事をこうやって書いている僕とかこの写真集を出されたのは、
原未来さん という1980年生まれの写真家さんです。
原さんがこの写真集を出された動機みたいなものは、下のリンク先を見ると(なんとなく)わかります。
何故?ブリーフ男を撮る理由
※ リンク先の一部を引用します
「とにかくフラットな気持ちで人を撮りたかったんです。服や化粧でその人の好みやセンスが出てしまっては、自分も写真を見てくれる人も、被写体よりそのイメージが先攻してしまう。だから、女性ではなく化粧をしない男性を選び、いやらしくなりすぎない程度に、できるだけなにも身に付けていない姿を撮影する事で、”人間そのもの”を表したかったんです。そして、場所も男性の自宅や事務所などで行い、本人とも初対面で余計なコミュニケーションはとらず、短時間で撮ってます」
パンツにも趣味が出ないよう、白ブリーフに統一したという程こだわった、未来さんのフラットな目線や、被写体自身の空間が、男性に素の姿をさらけ出させているのだ。
また、距離感を保ち短時間で終わらせる事で、恥じらいや心の張りを写している。ここに男の真の色気と人間らしさを感じて仕方ない。
(引用終わり)
書籍販売サイト《ユトレヒト》の商品紹介ページ※ リンク先で写真集を購入できます
写真家ホンマタカシ氏によるセルフパブリッシング、between the booksからのニューリリースは、写真家・原未来撮影による、白ブリーフ姿の男たちの写真集。ブリーフはモデル自身の所有物ではなく、原が撮影に持参し、彼らに選ばせたもの。精一杯に男らしさを保とうとしたり、照れを見せたりするモデルたちの写真は、不思議な程に性的な含みを持たない。彼らがブリーフを身に纏っていなければ写真は露骨に性的になり、またそれ以上を着れば、服という余計なキャラクターが付随してしまう。何かしらの行動を暗に促すかような、少し居心地の悪いその中間地点で、男たちは戸惑いながら、自らの姿をカメラの前に差し出す。 男性性の揺れ動きを絶妙な距離感で切り取ってみせる、希有な写真集。
ね、読んでいたら、《 芸術 》だと思えてきたでしょう?
不純な動機で購入した僕も、実際に見てみたら納得した。そして、白ブリーフという下着のさらなる魅力を発見した感じで嬉しかった(笑)
「白ブリーフが大好き

」なあなたも、そして「別にそんなの興味ないし」というあなたも、さらに「白ブリーフとかキモイっ」というあなたも、気が向けばぜひ不思議な世界を体験してみてください。
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