K中(その9) 文化祭の日の出来事 ~陸上部のMくんの白ブリーフ~ (2013年11月10日初版公開,2020年4月26日再編集)
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K中では、11月の半ば頃に文化祭を実施していました。
2日間にわたって行われ、1日目は市のホール,2日目は学校が会場でした。
1日目の午前中は弁論大会と吹奏楽部の発表が行われました。
(吹奏楽部の発表については、
文化祭での吹奏楽部の演奏 で書きました)
午後からは演劇鑑賞でしたが、その前にお弁当を食べる必要があります。
ホールの隣は、わりと広い公園になっていて、小規模ながらアスレチックなどもありました。
その公園の、各学年毎に割り振られた場所で、弁当を開きました。
お昼の時間は1時間くらいあって、弁当はだいたい15~20分もあれば食べ終わってしまうので、
残りの40分くらいは自由に遊んでいていいことになっていました。
僕なんかは、友人とお喋りに花を咲かせていました。
そんなひとときのこと。
2年生の男子の中で、10~15人くらいが、
「ダルマさんが転んだ」をして遊んでいました。
( この遊びについては、ご存じの方も多いとは思いますが、
こちら などが参考になります )
中2でこの遊びというと、少し幼稚な感じがするかもわかりませんが、なかなか楽しそうにやっていました。
ただ、普通の「ダルマさんが転んだ」と違うところがありました。
彼らは何らかのルールに従って、
1枚ずつ服を脱いでいっていた のです(笑)
少し離れたところから見ていただけなので、詳しくは分からないのですが、
- 鬼が「ダルマさんが転んだ」を言い終えて振り向いたときに、動いていた人
- 「ダルマさんが転んだ」 → 「ストップ」 からの、「大また5歩」等でタッチされた人
が1枚ずつ脱いでいたのだと思います。
11月の半ばのこと、当然全員が冬服着用であり、防寒着もすでに使える時期だったので、
彼らの着衣といえば、靴下と靴を除けば、
- 「学生帽」
- 黒の「学生服」
- 黒 or 紺 or 灰色の「セーター」
- 白の「カッターシャツ」
- 白の「ランニングシャツ」 or 「U首シャツ」
- 黒の「学生ズボン」
- 白の「ブリーフ」 ( or トランクス )
ということになりますね。
セーターは着ている人と着ていない人がいますけれど。
あと、パンツは規則通りならば白ブリーフですが、違反でトランクスを穿いている人はトランクスでした。
(中2のときのブリーフ率は、
だいたい45% でしたから、おおよそ半々と言うことですね)
脱いでいくときは、だいたい、上に列挙した順番通りでした。
やはり、まずは上半身で、もう先が無くなってから、下半身へ移行となるわけですね。
残念ながら、 上から3~4つで終わる子が多くて、「学生ズボン」+「ランニングシャツ」 というパターンが一番多かったです。
この、エッチな「ダルマさんが転んだ」には、
吹奏楽部の『波乗りジョニー』の演奏に合わせて、海パン一丁で踊ってくれたMくんとHくん も参加していました。
そちらの記事でも書いたのですが、MくんもHくんも、大きく逞しく引き締まった身体の持ち主で、中 学 生にして貫禄がありました。
なんといいますか、こと、身体に関していえば、中2にして 《 大人の男 》 の域にまで到達していたと思います。
2人とも陸上部でかなり頑張っていたのですが、その成果が抜群に現れていましたね(^^)
この、Mくんの方が、やたらと脱がされるペースが早くて、気づけば、上半身は裸となっていました。
次に負ければ、「学生ズボン」を脱がなければならないという状況です。
多数の女子と、少数の男子(←僕みたいなのです)は、内心ドキドキしたことと思います。
もちろん、当のMくんも汗がタラーとなり始めていたはずですが。
神様はMくんには残酷、邪な思いを抱いた取り巻きども(笑)には優しくて、
上半身裸のMくんは、“鬼” から、「動いた」との宣告を受け、ついに「学生ズボン」を下ろすときがきました。
思いの外、躊躇することなくベルトに手をかけてズボンを下ろそうとするMくん。
「さすが、爽やかなMくん、潔いなあ」などと思っていたのですが、
彼がズボンを下ろして露わになったのは、さっきステージ上で披露した海パンでした(笑)
「あ、そっか」と思いました。この日のMくんは、家から海パンを穿いてきたんですね。
ただ、やはり、神様はMくんには残酷、邪な思いを抱いた取り巻きども(笑)には優しいのでした。
この日は、もう、それが徹底されていましたね。
「大また5歩」で颯爽と歩んできた “鬼” は、Mくんにタッチしたのでした。
ここで問題なのは、Mくんの海パンの中がどうなっているのかということです。
もし、海パンを直穿きしていたのだとすれば、さすがに海パンを下ろすことはできません。もし、それを実行に移せば、「公然わいせつ罪」に該当してしまいます。
したがって、もしそうならば、Mくんはゲーム・オーバーということです。
ただし、もし、海パンを普通のパンツの上に穿いていたのだとすれば事情は異なります。
この場合、海パンを下ろして、海パン一丁から(正真正銘の)パンツ一丁になることによって、まだゲームを続けることが出来ます。
はたしてどっちなのだろう。
一緒にゲームをしていた男子たちと、邪な思いを抱いた取り巻きども(笑)の、注目が集まります。
Mくんは、すごく恥ずかしそうに見えたのですが、
海パンの腰のところに手をやると、すこしめくりました。
白い布地が姿を現しました。
そう、彼は、海パンの中に白ブリーフを穿いていたのです。
海パンを脱いで、白ブリーフ一丁になれば、ゲームは続行できます。
でも、やっぱり、これは凄く恥ずかしいことですよね。
Mくんは躊躇していて、めくった海パンを元に戻しました。
棄権するのだろうなあと、僕は思いました。
同じ学年のほぼ全員の生徒の前で、白ブリーフ一丁になるというのは、中2の男の子にとってはあまりに酷なことです。
だから、やっぱり棄権になるだろうと思ったのです。
ただ、一緒にゲームをしていた男子たちも、邪な思いを抱いた取り巻きども(笑)も、かなりの割合で “悪魔" だったようです。
誰からか、「ブリーフ!」コールが巻き起こり、かなり盛り上がっていきました。
手拍子まで起こる始末でした。
さて、Mくんはどうしたのでしょう。
なんと、再び海パンの腰のところに手を持っていくと、覚悟を決めたかのように、
一気に足首のところまで引き下ろしたのでした。
完全に露わになった、Mくんの
白ブリーフ。
それはごく普通のスタンダードブリーフで、
綺麗に洗濯されているものの、わりと穿き込んだ感じがするものでした。
今日は文化祭の日で、体操服に着替えることはありません。また、部活動も基本的にはありません。
Mくんがはいてきた海パンは丈が長めのもので、もし中にトランクスを穿いていても、はみ出すことは無かったはずです。
これらの点から判断すると、Mくんはいつも白ブリーフを穿いているのに違いありません。
あの、爽やかでカッコイイMくんが、毎日ちゃんと白ブリーフを穿いてるんだと思うだけで萌えました。
引き締まった逞しい身体に白ブリーフはよく似合っていて、僕はもはや鼻血を出して気絶しそうなくらいでした。
なんというか、彼の身体とキャラクターと、双方が、実に白ブリーフの似合う男だったんだと、今でも思います。
彼と同じクラスになったことはなく、このとき以外、彼の白ブリーフ姿を見る機会はありませんでした。それが残念ではあります。
(2年生の後期に、保健委員会で一緒になったことはあるのですが、委員会で着替えはしませんからね)
さて、先ほどコールをしていた群衆たちも、思い切って海パンを下ろして白ブリーフを晒したMくんを祝福(?)していました。
拍手とか、「オー!」とか、「キャー!」とか、すごいことになっていましたね。
これは、結局のところ、Mくんのキャラクターの為せる技だったんだと思います。
もし、違う生徒だったなら、(例えば僕が同じ目にあったのだとしたら、)こうはなっていないはずです。
10~15秒くらいは、凛々しく立っていたMくんでしたが、やはり恥ずかしかったのだと思います、
やがて、しゃがみ込んでしまいました。
さすがに、仲間達も、衆人環視の中で潔く海パンを下ろして白ブリーフ一丁になったMくんにはやさしくて、
Mくんはまたすぐに海パンを上げていました。
以上が、中学2年(2001年)の11月半ばに実際に起こった出来事です。(今回分、脚色無し)
あれからもう12年経ちますが、今でもこんなに鮮明に覚えています。
このMくんの件は、彼の白ブリーフ姿の醸し出していたエロスの強烈さもそうですが、
エッチな「ダルマさんが転んだ」だとか、海パンを下ろすときの一連の流れだとか、
すべてが折り重なって、僕にとってはとても萌える思い出となっているのです。
何度も何度も、高い頻度で記憶を引き出しては仕舞いを繰り返しているから、色あせていかないのでしょうね。
(2013年11月10日、初版を公開発表。2020年4月26日、一部再編集)
中学時代の思い出シリーズの目次は、
こちら からどうぞ。
M君の自然に白ブリーフというところが素敵でした。
中学時代の思い出話をありがとうございました!!