お尻にペッタンとセロハンを当てる、仄かに恥ずかしい感じのするギョウ虫検査。
2014年現在では、小学校の1年生から3年生までの全児童を対象に実施されているようです。
学校における健康診断の実施項目は、〈 学校保健安全法施行規則 〉の第6条で決められています。
一 身長、体重及び座高
二 栄養状態
三 脊柱及び胸郭の疾病及び異常の有無
四 視力及び聴力
五 眼の疾病及び異常の有無
六 耳鼻咽頭疾患及び皮膚疾患の有無
七 歯及び口腔の疾病及び異常の有無
八 結核の有無
九 心臓の疾病及び異常の有無
十 尿
十一 寄生虫卵の有無
十二 その他の疾病及び異常の有無十一の〈 寄生虫卵の有無 〉が、ギョウ虫検査ですね。
さらに、学校保健安全法施行規則の第6条を読み進めると、
……前略…… 小学校の第四学年以上の学年並びに中学校、高等学校及び高等専門学校の全学年においては第十一号に掲げるものを、……中略…… それぞれ検査の項目から除くことができる。との記述があり、要するに、ギョウ虫検査は小学校の1~3年生では必須項目であるが、それ以上においては必須ではないということですね。
そのため、小学校4年生以上においては、ギョウ虫検査を実施しない学校が大多数ではないかと推測されます。(実際の所どうなのかは不明ですので、あくまでも推測です)
この学校保健安全法施行規則が改正され、座高の測定とギョウ虫検査は実施項目から省かれることが決まりました。
平成27年度が、座高測定とギョウ虫検査のラストイヤーとなります。
衛生環境がよくなったことにより、今では、寄生虫卵の保有率は著しく低くなっています。
小学生の寄生虫卵保有率は、昭和33年度が29.2%,昭和58年度が3.2%,平成25年度が0.2%というデータがあります。
出典 : http://sankei.jp.msn.com/life/news/140512/edc14051210280003-n1.htm
これだけの低い保有率であれば、全国一律で、全児童に対して実施する必要性は、確かに薄いのかもしれませんね。
ギョウ虫検査のラストイヤーを翌年に控え、
惜別の小説を書きました!当初、現代の設定での作品をという構想もあったのですが、いろいろと考えたうえで、友人である太朗さんの、
『目蒲の高校時代---ケツピン棒の思い出』 から設定をお借りすることとしました。
昭和50年代の設定ということで、当然ながら僕はまだ生まれていない時代ですが、津島先生と目蒲くんの関わり,学年が上がるにつれてランクアップする(?)ケツピン棒,学校指定白ブリーフ(もちろん記名入り!)など、一人のファンとして、原作の世界観を大切にしながら仕上げたつもりです。
このような形で、作品を書くことを快諾してくださった太朗さんに感謝します。
原作者の太朗さんのHPへ、寄稿させていただいているので、以下のリンクから読みに行ってくださいね。
(リンク先へ飛んだなら、
「ギョウ虫検査とケツピン棒」をクリック!)
日光さんの小説コーナー(太朗さんのホームページ内)あ、そうそう、本編が終わると 【 後書き 】 があります。
その内容は、概ねこの記事で書いた内容と重複しているので読み飛ばしていただいても大丈夫なのですが、【後書き】が終わった後のところに重要なリンクがある ので、くれぐれも見落とさないでくださいね(^^)vまた、原作
『目蒲の高校時代---ケツピン棒の思い出』 の方もとてもオススメなので、ぜひご一読ください!
(僕としては、優等生の 〈 山口くん 〉 が、とっても味出してると思います。目蒲くんと山口くんの関わりがツボです(^^))
※ 僕が書いた、これ以外の作品については、
創作リスト をご覧ください。
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私の頃は小学六年生までギョウチュウ検査を行っていました。(昭和の終わり頃)中学では行われなかったですが、検便はありました。
私の家ではフリチンで大きく足を開いて自分でお尻を開いて肛門を見せるような格好で検査されました(笑)