『お買い物以外の駐車はケツ百叩き!』

イベント会場の近くにあるため、スーパーAでは、買い物客以外の駐車に悩まされていた。
本来の利用客が車を停めることができず、大迷惑である。
店主はついに策を打ち出した。
「買い物以外の目的で車を停めるような悪い子は、ケツ百叩きだ!!!!!」
今夜はイベント開催日。車でやってきたBさん(20代男性)は、いつものようにスーパーAの駐車場に車を停めようとして、新しく設置された看板に気づいた。
「ハハハ、ケツ百叩きだってさ(笑) くだらねー」
車を停め終えると、Bさんはさっそくイベント会場へと向かおうとした。
敷地を出るとすぐに、後ろから肩を叩かれた。
「ちょっとすみません」
警備員であった。心当たりはある。
「失礼ですが、買い物にみえた方では無いですよね?」
「は、そうですけど? それが、何か?」
「ちょっと、こちらへ」
警備員はBさんの腕をロックすると、そのまま詰め所へと連行していくのであった。
「お買い物以外の駐車をされた方がどうなるかご存じなのですか?」
「ケツ百叩きだろ? お尻ペンペンとか小学生かよ(笑) 叩くんならさっさと叩けよ、ほら」
「では、叩かせていただきます」
警備員はBさんの手を事務机に突かせ、お尻を出させると、さっそく平手を炸裂させる。
(うっ、痛ぇ…。なんだよこのオッサン)
詰め所には規則的に尻を叩く音が響く。その音が40回目に達すると、それまで無言を貫いていた警備員が久々に声を発した。
「少々、失礼いたします」
そう言うと、警備員はBさんのベルトをゆるめようとした。
「おい、何するんだよ!」
「まだケツ百叩きは終わっていませんよ。大人しくしていてください」
Bさんに抵抗されながらも、警備員はBさんのズボンを膝の辺りまで下ろし、ボクサーブリーフを丸出しにしてしまった。
その尻に再び、平手が炸裂し始める。
50,60,70と数を重ねていくにつれて、少しずつ強さも増していく。
また、蓄積された痛みもあって、Bさんは顔を歪ませながら必死で耐えていた。
80発目が終わったところで、再び警備員の手が止まった。
「再び、失礼します」
そう言うと、こんどは、ボクサーブリーフの腰ゴムの所に手を掛けた。
Bさんはそれを制しようと、とっさに右手を出したのだが、あえなく警備員によってその手は斥けられ、後ろ手にまわされてしまった。
警備員は、Bさんのボクサーブリーフを、尻の部分だけ上手にめくり、生の尻を露出させた。
Bさんは、
「何すんだよ! ざけんなよ!」
などと声を上げながらも、恥ずかしさから顔が赤らんでいくのを感じた。
81発目,82発目と、生の尻へ平手が炸裂する。
(畜生、なんて痛い平手打ちなんだ…)
腕白坊主だったBさんは、父親にも教師にも尻を叩かれたことがある。尻叩かれ経験は豊富な方である。
だが、そのいずれの経験よりも、この日の尻叩きは痛かった。
99発目,100発目。ついに百叩きが終わった。
「お客様、以上で 〈 お仕置き 〉 は終わりでございます」
「お尻は仄かに赤い程度ですので、ご安心下さい。念のためにお薬を塗っておきます」
警備員はBさんの尻に軟膏を塗りつける。大切なお客様の1人である。手厚くケアをしてさしあげなければならない。
「それでは、本日はこれにてお引き取りいただいて構いません。また、ぜひ当店でお買い物を!」
Bさんは無言のままでボクサーブリーフとズボンを上げると、詰め所を出て行った。
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以上です。くだらない妄想にお付き合い下さりありがとうございました(笑)
元画像は、「無断駐車は1万円」という、よく見かけるものでした。

ただ、昔から、こういうのを見ると、妄想したくなってしまいます。
こんな駐車場があったら、ケツを叩かれたいがために、わざと違反駐車をする不届き者が居そうですね。
あるいは、ケツを叩きたいという志望動機で警備員になる人もいるかも!?
※ 僕が書いた、これ以外の作品については、
創作リスト をご覧ください。
私ならお尻を叩かれたくて駐車違反してしまいそうです(笑)
そしてお尻を叩かれた後は、バリカンで丸刈りにされて反省したいと思います(笑)