K中(その3) 着替え小景 (2012年9月7日初版公開、2020年3月28日再編集)
今回のタイトルは「着替え小景」としたのですが、体育の授業前 / 後 や 部活動前 の着替えの時間で、印象に残っている光景をいくつか書いてみようと思います。
※ 小景 = 印象に残っている、ちょっとした眺め
いずれも、僕が中1のとき(2000年)のできごとです。
[1] Sくんと友人の会話Sくんというのは、僕の体育の授業での柔軟体操のパートナーで、ひょうきんな感じのサッカー部の子でした(前回分に登場)。
彼は中1のときはずっと真面目に白ブリーフを穿いていました。
(中2以降はクラスが違ったので、どうなったか分からないんですけども)
その彼が着替えているとき、
友人「○○(Sくんのニックネーム)、ブリーフ派?」
Sくん「(ちょっと恥ずかしそうに)みんな、締まりがないぞ!」ってな会話があって、個人的にツボでした。というのか、萌えました。
(拾い画です) 彼はもしかしたらブリーフが好きだったのかな。
K中は、前回までに書いた通り、僕の世代としてはあり得ないくらいブリーフを穿いている子が多かったです。中1のときは7割くらいが白ブリーフを穿いていましたし、中3になっても4割は真っ白のブリーフでした。
(小6のときは3割だけでした。他の中学出身の同い年の子によると、クラスで数人しか白ブリーフを穿いてる子はいなかったとか)
だから、ブリーフを穿いている子がいじめられるとか、からかわれるとか、そういうことは殆どありませんでした。
僕もそれで助かってたんですが、もしかしたらSくんもそれで助かってた部類の子なのかもしれませんね。
(もちろん、本当はトランクスを穿きたいのに、渋々ブリーフを穿いていた子もいたわけですが……)
[2] Sくんと女性体育教師またSくんの登場なんですが(笑)
ある月曜日の昼休み、5時間目が体育なので、僕たちは教室で着替えていました。
Sくんは教室入り口の扉付近で着替えていました。扉の方にお尻が向いている形でした。
彼がベルトをゆるめ、ズボンを下ろし、ちょうど白いブリーフが露わになったとき、扉がガラガラッと開きました。
扉を開けたのは、女性体育教師でした(女子の体育を担当していて、厳しくて嫌われていたおばさん先生)。
何か用事があったのか、間違えたのか(彼女の担任クラスは隣のクラス)。
女性教師「きゃー、○○くんのパンツみちゃったー!」
→ 扉を閉めて去っていく
ほんと、あのおばちゃんが何をしたかったのかわかりません。用事があったのなら、言ってから去っていけばいいのに。
これじゃあまるでSくんのブリーフを見に来たセクハラ教師ですわな(笑)
Sくんは結構恥ずかしそうにしていました。そこまで嫌そうでも無かったですが。
しかし、まあ、絶妙のタイミングでいろいろなことが起こったなあと思います。周到に準備されたコント(?)みたいで。
僕としては、何か楽しいものを見られたなあという感じで嬉しかったのを覚えています。
[3] 土曜日の昼のTくんと僕の会話今度は、Tくんのお話しです。
当時(2000年)、まだ隔週土曜日の授業が行われていました。
※ 土曜日授業がこの国から完全に消滅したのは2002年4月から
Tくんはバスケ部の子で、中1と中3で同じクラスでした。
中1のときはブリーフ穿いてましたが、中3では(残念ながら)トランクスになってましたね。
土曜日の授業はお昼まで。我らが吹奏楽部は、13:30から部活をやるのが恒例で、だいたい土曜日はお弁当を持って行って、教室で食べていました。
その日も、そんな感じでお弁当を食べていたのですが、教室には何人かのクラスメイトが居合わせていたわけです。その中にTくんがいました。
Tくんは、午後からの部活動のために、着替えをしはじめました。
バスケ部のユニフォームの短パン(というか丈が長いからハーフパンツという方が適切かな)は、白色と青色がありました。
Tくん「ねえねえ、○○くん(僕のこと)、これどっちがいい?(白ブリーフ丸見えの姿で、白の短パンと青の短パンを見せながら)」
僕「(興奮を抑えながら)うーん、こっちかな(白い方を指さす)」
Tくん「こっちかあ、エロいね(^^)(といいながら短パンを穿く)」
Tくん「これ、透けるんだよ〜(といいながらお尻を突き出すようにしてブリーフラインを見せてくる。ブリーフの形も結構透けてた)」
僕「(微笑を浮かべながら)ホントだね〜(心の中:わざわざブリーフライン見せつけてくるなんてTくんも罪な男だぜ。ああ、ほんとにエロい。でもさ、このラインって、普通に体育の短パンでもみんな出てるんだけどなあ。気付いてないのかなあ。ってか、体育の短パンの方が丈が短い分、もっとエロイと思うわ〜…(以下略))」これ、現実に起こったことですからね。妄想ではありませんからね(笑)
ブリーフが好きなゲイの男の子(しかもウブな中1)にとっては、いささか刺激が強かったです。
彼は何がしたかったのかなあ。ノンケどうしってこんなもんなのかな。
僕はドキドキというかドギマギしてたけど、Tくんは本当に屈託のない感じで、あっけらかんとしてた感じでした。
【 次記事 :
K中(その4) 冬の体育(長距離走と相撲) 】
【 前記事 :
K中(その2) 初めての体育の授業 / 身体測定 】
総目次は、
こちら ------------------------------
再編前の記事にいただいていたコメントを転載。
2012-09-12 22:28:40 はねはね
>もちろん、本当はトランクスを穿きたいのに渋々ブリーフを穿いていた子もいたわけですが
校則で渋々ブリーフ、萌えますね。
S君のブリーフ姿を見た女性教師が羨ましい…おそらく、その時代ブリーフが既に珍しかったのと中 学 生くらいのブリーフ姿って、なんかエロさが漂ってますよね。大人並かそれに近いくらいの体格でありながら、体毛スベスベだったり…それにしても学生服ズボンの下、白短パンではなく、いきなりブリーフだったんですね。重ね穿き禁止の指導とかあったんですか?
>屈託のない感じであっけらかんとしてた感じでした
ノンけなんてそんな感じなんでしょうね。ゲイからみると、お尻をつき出してブリーフ透けさしてくれたり最高のことをやってくれてるんですけど。
2012-09-18 18:45:30 Nikkoh
はねはねさん、いつもコメントをありがとうございます。
> 校則で渋々ブリーフ、萌えますね。
自然なブリーフ派もいいですが、規則で意に反してというのもいいですねえ(^^)
とくに、小 学 生の時にトランクスに転向した子が、中学でブリーフに再転向を余儀なくされるというのは、個人的にはツボでした。
> 中 学 生くらいのブリーフ姿って、なんかエロさが漂ってますよね
ああ、それはなんとなくわかります。
小 学 生だと完全に子どもですし、高 校 生になると個人差はあれども大人になってますしね。
中 学 生の時期っていうのは、「男の子」から「男性」へ変化していくちょうど過渡期にあたるわけで、両方の要素が混ざり合って、いいですよね。
> 重ね穿き禁止の指導とかあったんですか?
とくにそういう指導は無かったんですけど、短パン重ね穿きをしている子は、(僕の知る限り)ほぼ皆無でしたねえ。何故なのかは、いまだに謎ですw
> ノンけなんてそんな感じなんでしょうね。ゲイからみると、お尻をつき出してブリーフ透けさしてくれたり最高のことをやってくれてるんですけど。
そうなんですよねえ^^;;
かなり刺激が強くて困っちゃいましたけれどもw
まあ、そういう自覚みたいのがないからこそ、こういう展開になるんでしょうけどもね。
ノンケ男子どうしの開けっぴろげな雰囲気って、憧れですわ。
僕はその中へ入っていけないんだと分かってるんですけどもね~。やっぱり、恥ずかしかったり、変にドギマギしてしまったり、そうなってしまうだろうなあって思うので。
ではでは~
でも、中学進学後は体育のたびにジャージに着替えないといけません。小学校の時と違って、パンツを晒す機会が毎週訪れる羽目になりました・・・
最初の一学期までは白ブリーフで何とか通しましたが、やはりいじめられて、体育の日はトランクスを着るようにしました。
あ、中学の身体計測はジャージを着てやる方式になりましたよ!
でも、高校入学前まで、体育のない日は相変わらず白ブリーフでした。鈍感だったので、ブリーフラインのことは気にしていませんでした。もしニッコーさんのように鋭い?観察眼の人がいたら、白ブリーフなのがばれていたかもしれないです・・・
校則のおかげで堂々と白ブリーフ派でいられたニッコーさんがうらやましいです!
三年生の夏だったと思いますが、一度だけミスを経験しています。友達の一人からプールに誘われた時に、トランクスに替えずに行ってしまったんです。
それに気が付いたのはプールの更衣室に入ってから・・・
水着に着替える時はズボンとパンツを一緒に脱いで誤魔化しましたが、プール上りの着替えではズボンと同時にパンツを上げるのは無理です。諦めて、白ブリーフだけををバッグから取り出し、足を通しました。
その間、友達の様子が気になりました。親友なのですが、一年生の時の体育の着替えでパンツをからかってきた中の一人なのです。
案の定、僕のブリーフを見て、お?という顔をしていました。
友達に見られた焦りで、急いでパンツを引き上げようとしますが、焦れば焦るほどパンツは上がりにくくなります・・・
ようやくはけた、まさにそのとき、腰に巻いていたタオルが落ちました。パンツを急いで引き上げようと、じたばたしたせいでしょうね。結局、完全な白ブリーフ一丁の姿を晒してしまいました。。。時間にしてコンマ何秒かだったと思うのですが、恥ずかしくて恥ずかしくて、時間が長く感じました。
帰り道、友達に白ブリーフを見たことを他の友達に黙っていてくれるように頼もうかとも迷ったのですが、恥ずかしくて言い出せませんでした。幸い、その友達は学校で言いふらさずにいてくれました。
でも、パンツを上げる間、タオルを落としてしまった瞬間、友達はずっとこちらを見ていました。しっかりと白ブリーフを見つめていた彼が、一体どういう心情だったのか。今でも時々気になります。