K中(その12) 生涯白ブリーフ宣言! ~中3の僕の日記より~ (2020年9月20日公開)
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中3・高1くらいの頃に、僕が日記みたいにしてあれこれ書き散らしていたノートが手元に残っています。
そこには、中3の9月に書いた、白ブリーフに関する文章もいくつかありました。
西暦2002年9月。校則の厳しい公立中へ通う、ひとりのまじめな15歳の少年。校則をしっかり守って "模範的" な中学 生活を送っていた彼が、パンツについて何を思い何を考えていたのか。かなり赤裸々に分かる史料となっております。
他者に読まれることを念頭に置いて書かれたものではないので、文章が整っていなかったり、誤字脱字があったり、いろいろツッコミどころはあろうと思いますが、そういうものだと思って読んでいきましょう。
そして、33歳の僕から、15歳のあの日の僕へ、コメントを付けてみようと思います。
冬制服は詰襟学生服で、学生帽あり。夏は半袖開襟シャツで、体操帽子を着用。体操服は白短パンと白体操シャツで裾はイン!! 【その1】
僕は正真正銘のブリーフ派である。オムツがとれてはじめてパンツをはいた日から今日までブリーフしかはいたことがない。ブリーフのあのすばらしいはき心地はやめられない。トランクスのようにだらしのないのは大嫌いだ。チ〇チ〇は固定しておかないと、じゃまになる。
ブリーフしかはいたことがない奴にどうしてトランクスが批判できるかって?
残念でした。僕は確かにブリーフしかはいたことがありません。パンツとしては。
そう……短パンをノーパンではいて、その上に長ズボンをはいたのだ。これはちょうどトランクスでいるのと同じだが、短パンはパンツではないし、むろんトランクスではないので最初に書いたことは正しい。
僕は派手なのがきらいである。トランクスには概して派手なものが多い。その点ブリーフは白いものが多く、この点でも僕の趣味にあっている。
とにかく、僕にトランクスはどう考えても似合わないだろう。性格からしてブリーフって感じの性格なのだ。
おそらく僕は高校・大学時代もブリーフですごすだろうし、社会人になってもブリーフだろう。今ではこれを1つの誇りにしている。何年くらいまでこのブリーフonly記録は伸びるだろうか。 (愛知県・15歳男子・2002年9月)
↓ 33歳男性・社会人になった僕です。結論から言うと、君のブリーフ only 記録は、今も途絶えることなく継続中ですよ!
中学を卒業してからも、ずっと白ブリーフひとすじ。これを書いてる今ももちろん穿いてるよ。
白ブリーフほんと良いよね。はき心地がとにかく良くて、動きやすいし、真っ白だから清潔感もある。
18年経ったけど、15歳の頃に思っていたこととほとんど考えは変わってないよ。33歳の僕が考えを書いても、同じ文章になる。
短パンをノーパンで穿いて……ってやったね。小6のときだったね。懐かしい。
土曜日の午後に、短パン直ばきの上から長ズボンをはいて、自転車で図書館へ行ったんだよね。
君は、白短パンも大好きだよね。そこも18年後も変わってないからね(笑) (愛知県・33歳男性・2020年9月)--------------------------------------------
【その2】
僕のパンツに対するこだわりは、おそらくほとんどの人は知らないだろう。なにせそんなことは絶対人には話さないし、パンツは普段見えることがないからである。
そのこだわりとは、①パンツは白 ②パンツは無地 ③パンツはブリーフ の3つである。
まとめれば、白で絵のかかれていないブリーフという訳だ。
今どきの若者でこんなこだわりをもっているのはめずらしいだろうなあと一人合点しているが、本当にそうだろう。多くの少年たちは実用性よりも見た目を重視するので、真っ白なパンツははかないだろうし、ブリーフは見た目が少し劣るのであまり人気がないのだ。
今通っている中 学 校の校則は「白の下着を着けること」となっているが、それでも白のブリーフをはいてくる子はクラスの半数程度である。
実用性の面からいけば絶対にブリーフの方が勝つと僕は確信している。トランクスの様なだらしないはいてるのかはいてないのかわからん様なパンツはいやだ。そんなのはくくらいなら、ノーパンの方がましだ。
こんな状況だから、ブリーフはいてる同じ年頃の男の子を見ると嬉しくなる。
そして、どうかブリーフを続けて下さいと祈りたくなる。まだ仲間はいるのだ。 (愛知県・15歳男子・2002年9月)
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小学校の半ばくらいまでは、ちょっと絵柄が入ったのも穿いてたような気がするけど、そのあとはずっと真っ白のブリーフだね。
15歳の君のパンツへのこだわりは、33歳になっても一言一句変わっていないね(笑)
中3だと、周りの子たちで白ブリは半分くらいだったね。卒業後は、周りはほんとにトランクスのオンパレードという感じになるよ。寂しかったなあ……。
2020年の今はというと、トランクスもだいぶ衰退してきた感じで、"ボクサーブリーフ" がかなり幅を利かしてる。
ブリーフと違って四角形の形状。トランクスと違ってフィット感はあるけど、足の付け根のところに生地がくるのが邪魔って言われたりもしてるね。これを穿いてる人が18年後の今は一番多いよ。 (愛知県・33歳男性・2020年9月)
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【その3】
洋服にはその人の性格があらわれるというが、どうなのだろうか。
例えばブリーフ派とトランクス派でいったいどんな違いがあるのだろうということを考えることがある。
ブリーフをはいている人の中には、まじめな人が結構いるようだ。
不良はほぼ100%トランクスだといっていいだろう。
また、さわやか系の人にもブリーフ派はいるようだ。「男はビシッとせにゃあかんわー」というようなタイプもである。
一方、トランクス派は、こちらの方が今の学生には多いと言えるだろう。普通の少年から不良まで、中・高生は今、こちらの方が多いようだ。
そんな状況下で僕は今までずっとブリーフ派を貫いている。
いろいろ理由はあるが、一番ははき心地だろう。トランクスはどうしても好きになれない。
今の学校は丁度いいことに校則で下着は白ということになっているので、堂々とブリーフをはいていられる。
しかし高校に進むともうおそらくそんな校則ないだろうと思う。
今まで周りには校則を守ってブリーフをはいてくる子が結構いたのであまり目立たなくてすんだが、校則がなくなるとブリーフ派の子はあまりいないので不安である。まさかそれが原因でいじめられるなんてことはないと思うが、堂々とはけなくなるのは事実だろう。
別に気にしなければいいのだが、世の中には変な奴が多い。
「ブリーフはださい」と思うのは勝手だが、それを口に出して言う奴がいるのだ。どんなパンツをはこうと、人の自由だろう。
本人が別に不自由を感じずに趣味と機能性(はき心地等)で選んだのなら文句を言う必要はないと思う。
そういう奴には「お前にはけとは言っていないから関係ないだろう」と怒鳴ってやりたいが、それはできない。問題がパンツの事だけに、あまり言いづらいということもある。
うーん難しい問題だ。まあ1つ言えることは、僕は今の時点でトランクス派になろうとは考えていないということだ。どうしてもトランクスは嫌いだ。あんな派手でだらしないパンツははきたくない。下着は地味で結構であるし、しまりがないと落ち着かない。
ずっとブリーフ派でいたい。何があってもブリーフ派で通すぞ!! (愛知県・15歳男子・2002年9月)
↓
まじめ・素朴系の男子・男性には、ほんとに白ブリーフが似つかわしいよね。僕もまじめ・素朴系になるんだろうけれど(笑)
白ブリーフ、ほんとはき心地良くて、ずっと穿いてたいよね。やさしく包み込まれるフィット感が至高だよね。
K中って校則厳しくてあれこれ言われたりもしたけど、まじめな生徒からしたらむしろ良い学校だったと今思う。
15歳の君が好きな白ブリーフを堂々と穿けたのも、まさにK中のおかげだしね(^^;
ブリーフの事を dis る連中って、ほんと何なんだろうね。程度が低いってことがわかってないというか。腹立つよね。
人が好きで愛用してるものを、本人に面と向かって否定するって、どういう神経してるんだって思うよ。
でも君は恵まれてたね。小5・小6の頃にちょっとだけからかいみたいのはあったし、ズボン下しの標的になったこともあったけど、中学では一切無し。K中じゃなかったら、たぶんこうはいかなかったから、住んでた場所の運が良かった。
卒業後のことを心配しているみたいだけど、大丈夫!!
一度たりとも、からかわれたりいじめられたりしないから。君のまわりの "層" が良いのもあるんだろうけれど、周りも大人になっていくからね。仮に心の中ではいろいろ思ったにしても、表立ってくだらないことはしてこないよ。
堂々と穿くというのは、時に難しいかもしれないけど。33歳の今まで、欠かさず真っ白のブリーフを穿き続けてきたから。
生涯白ブリーフ宣言、18年後の僕もまったく同じことを思ってるし、おそらく宣言通りになりそうだよ!
だから安心してね。君は大好きな白ブリーフを、ずっと普通に穿き続けることができる。 (愛知県・33歳男性・2020年9月)
以上となります。
如何だったでしょうか?
中3のときの僕の文章、単なる日記の割になかなかいい文章書いてるなと思いました(笑)
今の33歳の僕が書いても、同じような内容になるなあ。【その3】のからかいに対する憤りは、ほんとその通りとしか。
"生涯白ブリーフ宣言" については、こうやって明文化されたのは中3の9月なのですが、もっと前からこのようなことは考えていました。小6くらいからもう思ってたんじゃないかな。
小6のある土曜日の午後、白短パン直ばきの上からズボンを穿いて図書館へ行き、半日を過ごしました。そのときのとにかく落ち着かない感じ。帰宅してすぐに白ブリーフを穿いたら、なんと心落ち着くことか!! 幸福感が半端なかったです(笑)
おそらくこのころには、「僕はずっと白ブリーフを穿きたい!!」と思っていました。
だから、小6の終わりの方で、「K中行ったら、男子は白ブリーフ穿かないとダメらしいぞ」という話が広まったときは、心ひそかに喜びましたし、進学してみたら徹底されていないもののたしかに校則や指導はあって、世代の割に高いブリーフ率。当然、白ブリーフに対するからかいなどは皆無。本当に幸せでした。
僕と世代の近いブリーフ派男子は、共感していただける部分が多かったかもしれませんし、もしかしたらK中の校則・指導に嫉妬するかもしれませんね。中学時代にブリーフをからかわれたという人が、多くいらっしゃるはずですから。
実際、"下着は白" という校則が、ブリーフ派男子にとっては救いでしかなかったということは、K中以外に厳しい校則のあった中学でも起こっていたと思います。
僕にとっては、いろいろな面で、K中は最高でした。
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☆ 中学時代の思い出シリーズの目次は、
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近年は白ブリーフ派は少なくなりましたが、お互いに好きな白ブリーフを堂々と穿いて楽しみましょう。