しばらく前、押し入れの整理をしていたとき、小学校1年生の時の僕の運動会のビデオが出てきました。
懐かしいなあと思いながら中身を見ました。
1990年代もまだ前半。昭和の名残もまだまだ残っていた頃のことです。今とはいろいろと雰囲気が違っていて、「ああ、僕も年を取ったのだなあ」と思いました

例えば、このビデオの中では、男子は白の短パン,女子はブルマを着用していましたが、これもすっかり過去のものとなりましたよね。
今は、男女ともにクオーターパンツやハーフパンツを体操着として指定している学校が圧倒的に多いように思います。
また、「ぼうしとり」と騎馬戦が、ばっちりと映っていました。
これは全学年の男子のみが参加する競技で、1・2年生の「ぼうしとり」 → 3・4年生の「ぼうしとり」 → 5・6年生の「騎馬戦」という手筈になっていました。
※ 一方で、全学年女子が参加する競技が「玉入れ」だったと記憶しています
「ぼうしとり」というのは、ご存じない方のために一応説明すると、グランドを走り回りながら、互いのかぶっているぼうしを奪い合う攻防を繰り広げるという競技なのです。騎馬を組まない騎馬戦と言えばいいのでしょうか。ぼうしを取られてしまった子はその時点で負けとなります。チームの勝敗は、負けた子が少ない方が勝ちという形で決めるのです。
ビデオの中の僕は、さっさとぼうしを取られて、負け組の待機場所でマッタリしていました
中2のときの騎馬戦 でも同じような感じだったんですけどね。小1のときも中2のときも、一貫してさっさと負けちゃってるというのが、我ながら凄いなあと思います。
まあ、荒っぽいことが苦手な僕らしいですよね。闘争心が弱いというのか。
ただね、「ぼうしとり」や騎馬戦そのものは嫌いじゃなかったです。級友や先輩たちが必死の攻防を繰り広げているのを、負け組席に座って見物しているのは楽しかったんですよね。
ところで、「ぼうしとり」と騎馬戦は、僕が2年生のときまでしかありませんでした。3年生になって以後は、男女別の競技が廃止されて、全校児童での「大玉転がし」になったのです。したがって、僕は小学校で騎馬戦を経験していません。
これも時代の流れというやつでしょうか。おそらく、今、小学校の運動会で騎馬戦ってなかなか無いんじゃないかなあ。
それが、《 いい 》とか《 わるい 》とかじゃなくて、1つの客観的な事実として捉えています。
時代が流れればいろいろなものが変化する。
かつては当たり前だったものが、いつの間にか懐かしいものになり、そして時には忘れ去られていく。
そういうものなのでしょうね、きっと。
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